歴史ある岡山県の観光地について、詳しく丁寧に解説するサイト『岡山県の観光ガイド』

●●●神社・仏閣●●●

【西大寺観音院】

日本三大奇祭の一つである、西大寺会陽が行われるお寺です。
正式名称は「金陵山西大寺」といい、高野山真言宗別格本山で、本尊は千手観音です。
毎年2月の第3土曜日の夜に、日本三大奇祭の一つとして全国的に有名な西大寺会陽が境内で
行われ、境内は熱気に包まれます。

【最上稲荷】

京都の伏見、愛知の豊川と並び日本三大稲荷の一つとされる最上稲荷は、秀吉の水攻めで有名
な備中高松城址の北、龍王山にある神仏習合の霊地です。
山上に霊地・八畳岩、山麓に壮大な本殿を構え、商いの神としても多くの信仰を集めます。

【吉備津神社】

吉備津彦伝説で吉備津彦が陣を張った、吉備の中山の麓にある神社です。
豪壮かつ優美な比翼入母屋造りの本殿は国宝で、400mもの回廊も見応えがあります。
平安時代から全国的に有名な神社であり、数多くの伝説を生んでいます。

【井山宝福寺】

水墨画の巨匠である雪舟が小僧時代、井山宝福寺で修行しているときに涙で鼠の絵を描いた、
という逸話は大変有名です。
臨済宗東福寺派の中本山で地方には珍しい大寺で、山門・仏殿・方丈・庫裡・禅堂・鐘楼・
経蔵の禅宗様七堂伽藍を完備しています。
これらが静寂・清浄な寺域に見事に配置され、散歩していると時が経つのを忘れます。

【備中国分寺】

聖武天皇の発願によって創建された国分寺の一つ、南北朝時代に建物は焼失したと伝えられ
現在の建物は江戸時代中期以降に再建されました。
境内にそびえる五重塔は、県内唯一のもので吉備路の代表的な景観となっています。
この塔は、 屋根の上層と下層がほぼ同じ大きさの細長い造りで相輪も短く、江戸時代後期
の様式を濃く残す代表的な塔です。